大脱走
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【はみだし大脱走】
あんかけチャーハン食べたい。
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相棒
人気TVシリーズの映画化。(公式サイトはこちら
国会議員爆殺未遂事件に出くわした特命係の2人。事件を調べるうちに、インターネット上の会員制SNSで作られている死刑リストが浮かび上がってくる。そのリストに名前のある人間のうち、何人かはすでに殺されており、別々の事件だと思われていたそれぞれの事件は予告連続殺人事件である可能性が出てきた。捜査を進めるうちに、犯人は東京ビッグシティマラソンの出場者と観客を狙っているという情報にたどり着く…。
杉下右京の推理も冴えているし、亀山薫も活躍するし「相棒」のファンなら充分に楽しめる内容だと思う。ただ、謎解きものとして見ると穴や荒さが目立つ。刑事ドラマとして見れば目を瞑れないこともないのだが…。

終盤のイラク人質事件を想起させる一連のくだりは冗長だったのではないか。政治的主張が強くて鼻につく。主張にはうなづける部分もあるが、あんなに直接的に提示されると醒めてしまう。ストーリーにうまく混ぜ込んでこそ脚本といえるだろう。キャラクターにペラペラしゃべらせてしまうというのは評価できないなあ。65点。
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カンフー・ハッスル
カンフーハッスル コレクターズ・エディション
カンフーハッスル コレクターズ・エディション

いやー、つまんなかった。登場人物もストーリーも全然魅力なし。
動きは派手だから眠くなるってことはない。ながら視聴向き。30点。

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バンテージ・ポイント
アメリカ大統領狙撃事件を描くサスペンス映画。
主な登場人物は8人。その8人それぞれの視点から同じ事件が描かれる。
だから事件の模様は8回繰り返される。同じことの繰り返しで退屈するなんていうことはなく、少しずつ明かされる新事実や、同じ事象を別の視点で見ることによって現れる新たな意味などに驚かされているうちに、また時が戻って違う人の物語が始まる。別視点から語られる物語に引き込まれているうちに、また別の…という寸法だ。

ストーリー自体は凡庸なものだと思う。しかし見せ方が秀逸だった。何度もおあずけを食らって消化不良感が募っていったところで明らかになる真相。そのカタルシスがたまらない。登場人物の心情や背景を必要以上に描かずに謎解きに重点を置いたことで物語の焦点がぶれず、片時もスクリーンから目を離すことが出来なかった。肝心の謎解きも納得できるもので、気になるアラもなかった。

DVDが出たら、見落としていた伏線やストーリーのリンクをじっくり見直したい。95点。
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DEATH NOTE the Last name
DEATH NOTE デスノート the Last name
DEATH NOTE the Last name

原作第2部の要素を上手くミックスして、なおかつオリジナルな結末。70点。

Lがデスノートに自分の名前と「●●日後に死亡」と書くことで、死ぬ日時が確定してしまうので、キラも死神もデスノートでLを殺すことができなくなるというのがキモ。なるほどねー。そういう手があったか。原作よりいい結末なんじゃないの?
Lが死んだフリをしている間に月に死亡確認されたらアッサリばれるじゃねーか!と言えなくはないけど「ジェバンニが一晩でやってくれました」(by ニア)より遥かにいい!

で、キラ事件解決〜L死亡までの間の話が"L change the worLd"ってことね。
ダラダラ続けずにスパッと終わらせておけばいいのに…と思わなくもないけど、まあ大人の事情も大事よね。
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チーム・バチスタの栄光
「チーム・バチスタの栄光」と呼ばれるほどの成功率を誇る心臓外科チーム。しかし3回連続でバチスタ手術に失敗し、患者を死に至らしめてしまう。

ひょんなことから、この手術失敗に関して内部調査をすることになった田口医師だったが、聞き取り調査などをした結果「事件性はなし」として調査を終えようとしていた。そこに現れた厚生労働省の役人、白鳥。田口医師は白鳥とコンビを組んで調査をやり直すのだが…



ポスターはこんな感じだけど、ミステリーを期待していると肩透かしを食うかも。
医療モノのドラマだと思っていたほうがいい。60点。

以下、ネタバレなんで記事をたたみます。
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キサラギ
キサラギ スタンダード・エディション
キサラギ

ネット掲示板の呼びかけで集まったマイナーアイドルのファン。男5人。
デビュー当時のグラビアを見たり、レア物を見せ合ったりするファン同士の交流会は、「如月ミキは殺されたんだ」というひと言で思わぬ方向に転んでいく…。

如月ミキはストーカー被害にあっていたらしい、というところから推理が始まる。
単なるファンには知りえない情報を書き込んでいた男に疑いが向く。
しかし男は一度だけ部屋に侵入したことは認めたが、彼女が死んだ時刻に男は無銭飲食で留置所にいたというアリバイがあった。
なぜ無銭飲食をしたのかというと、彼女のマンションに男がやってきたのを目撃したから。
それがどんな男か。さっきみんなんで見た写真にそれっぽい男が。あれ、この男って…?

というように彼女の死の真相を推理していくうちに、各人と如月ミキの繋がりが分かってきて、意外な真実が顔を覗かせる。と思いきや、また新事実が出てきて二転三転。ぐいぐい物語に引き込まれて、驚いたり笑ったりしているうちにエンディング。いやー。おもしろかったなぁ。

見終わった後で考えると、ああいう人たちがオフ会に参加するのはちょっとおかしいような気がするけど…。そのへんで減点して85点。
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しゃべれども しゃべれども
しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組)
しゃべれども しゃべれども

いい素材だったのに調理に失敗したような感じ。
2時間くらいにまとめなければいけないからか、説明不足な部分が多くて気になる。
何もかも説明しろというつもりはないが、最低限の説明はしてほしい。
ほのぼのとした味わいがあって、国分太一も頑張って落語をしていただけに惜しい。

文句ばかり言ったけど、見終った後でいい気分になる映画であることは確か。
原作を読んでみたくなる気にさせる映画でもある。50点。
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レインボーブリッジ、封鎖できません
西部警察だったら簡単に封鎖するんだろうな。
ショットガンを2,3発ぶっ放して。

大門スゲー。

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
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HERO
芝山に代わって、久利生が公判を担当することになった傷害致死事件。
ありふれた事件と思われていたが、なぜか相手の弁護人は日本有数の凄腕弁護士、蒲生であった。こんな市井の事件になぜ蒲生が?その裏には政治家の収賄事件が絡んでいた…。

面白かったけど、もうちょっと何とかなったんじゃない?という感じ。
HEROはドラマも好きだっただけに惜しい。
せっかくのキャストが生かされていない(ほとんどチョイ役のイビョンホンや、せっかくの親子競演なのに松たか子との絡みがほとんどない松本幸四郎など)とか、韓国に行く必然性が弱いとか、そのへんは「映画ならではの豪華感」を演出するためということで許そうじゃないか。でもタモリだけはミスキャストかな。演技がどうこう、役がどうこうというより「タモリ」にしか見えない。サングラスかけて法廷にやってくる国会議員なんて変だもの。別の大物を使うべきだったと思う。

ストーリー的には、市井の傷害致死事件と大物政治家の収賄事件を天秤にかけて傷害致死事件を軽く扱う地検特捜部に反抗するところなどは「HERO」っぽくて良かった。「事件に大きいも小さいもない」っていうのは「踊る大捜査線」だっけ?ああいうベタな感じは嫌いじゃない。

ただ、山場となる裁判のシーンが消化不良。「容疑者が犯行に及んだという証拠」を示すシーンが出てこないのが最大の不満。事件そのものの謎解きよりも人間ドラマを描きたかったのだろうけど、そこは観客にも分かるようにして欲しかった。「1000本ノック」の一環で「有罪に持ち込むまでには、もっと揺ぎ無い証拠が必要だ。さもないと冤罪を生んでしまう」という弁護側のメッセージに、久利生はどう答えたのか。

俺は「あと一歩及ばず裁判は負けるのかな」と思いながら見ていたら、弁護側は「量刑不服で控訴する」ということになっていたので、犯行を立証したのは確かなようだ。どんな決定的な証拠を突きつけたのか。それが観客に分からないのは法廷のやり取りを描くドラマとしていかがなものか。

HEROファン向けの映画。HERO見たことがない人にはお勧めしない。55点。
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ゲド戦記
ゲド戦記

「死」を恐れずに、今の「生」を大切にしようというメッセージはわかるし、共感できるけど、肝心のストーリーがお粗末過ぎる。説明されるべきポイントがほったらかしなのでストーリーに入り込めない。見た人に考えさせようとしているのかもしれないが、根幹に関わる部分を観客任せにしてしまうとストーリーテリングが破綻してしまう。(事実、破綻している)

第一に、主人公の父殺しの理由がわからない。なんか理由っぽいことは言っているんだけど「たまにムシャクシャして破壊衝動が出る」みたいな内容。キレやすい若者ってことなのか。そんなワケわからん人間に感情移入しろと言われても無理だわさ。

第二に、テルーと主人公が仲良くなるきっかけがわからない。危ないところを助けられても礼すら言わずに仏頂面のテルーだったのに、テルーが歌っているのを聴いた主人公が涙をポロリとこぼしたら急に仲良くなりましたとさ。…ってオイ、どういうこっちゃ。

第三に、伏線もなくテルーがいきなり竜に変身っていうのも理解できず。冒頭で竜と人間の関係について少し触れていたけど、繋がりがあるのかないのかわからない。「ジブリだから深遠なテーマ性があるはずで、理解できないのは自分が悪い」と思ってしまいがちだが、あんなに宣伝して一般大衆に見せようとしている映画なんだから、もっと分かりやすくしてほしい。

かっこよく敵地に乗り込んだわりにアッサリ捕まるハイタカのショボさや、ちょっと説教されただけで主人公が突然に覚醒するところや、キーアイテムの剣に特別なチカラがあるわけではなく単なる剣だったり、そのへんの消化不良ポイントは、もうこの際だから目をつぶろう。上記の3つと比べれば許せなくはない。声優もひどかった(特にテルー)けど、許そう。

ひとつひとつの台詞や場面は示唆に富んだものも多かったので、もっと上手くまとめてくれればおもしろい映画になったような気もする。ちょっと残念。「ゲド戦記」というタイトルも的外れな感じ。40点。
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