昨シーズン終盤の失速、開幕2連敗ということで浦和レッズのオジェック監督が解任された。
結果を厳しく問われるプロの世界、仕方ないことかなと思う。采配にも問題ありありだし。
(というか戦術ナシの個人技任せという印象が強かったが)
しかし、解任前のゴタゴタは問題ありだと思う。最大の問題は選手による監督批判だ。ワシントン、小野、闘莉王と相次いで主力選手から監督批判が出た。
その内容が妥当かどうかではなく、基本的に監督批判は「御法度」だ。みんなが好き勝手言い出したら、一丸となって戦うなんて不可能だし、そんなチームが勝てるわけがない。ましてやマスコミを通じての監督批判などもっての外だ。
特に、監督の指示やチームの決まり事も守らずに、自分のやりたいように勝手にオーバーラップする闘莉王は調子に乗りすぎだ。怪我を理由とする欠場も多く、出場すれば自分勝手なプレイ。そんな男に監督を批判する資格があるだろうか。やるべきことをやってから文句を言え。
解任の記者会見で「監督と選手の気持ちが離れてしまった」と理由を語っていたクラブだが、監督批判をした選手たちを処分せずにのさばらせ、監督を守らなかったクラブもダメだね。こんな前例を作ったら、選手の顔色を伺うような監督ばかりになってしまうんじゃないだろうか。
オジェックを解任するのが悪いというのではない。むしろ賛成だ。しかし、こういう解任の仕方はまずいんじゃないかなー。