ショボい巨塔 |
2005.02.19 Saturday 12:42 |
みぞおちの辺りが猛烈に痛い。断続的にぎりぎり絞られるような痛み。
しばらく耐えながら仕事をしていたが、我慢の限界を越えてしまい会社を早退し医者へ向かう。「ここは総合病院に行くべきか?……いや、まてよ。総合病院は待たされるのが常だ。近所の街医者が正解だ!」
というわけで近所の医者へ向かう。
診療時間:9時〜12時/2時〜6時30分
現在時刻12時30分……。
とりあえず帰宅し、布団に入る。波のように寄せては返す激痛を耐えているうちに、やっと2時に。
医:「で、今日はどうしたの?」
とぼけたオッサン(医者)が訊いてくる。
俺:「今朝から、みぞおちの辺りが断続的に痛いんです」
医:「なるほど、お腹がね…。お腹のどのあたり?」
俺:「みぞおちのあたりが…(
さっき言ったばかりだろーが!)」
医:「いつ頃から?」
俺:「今朝からです(
人の話をちゃんと聞いてろ!)」
医:「ずっと痛い感じ?」
俺:「(
……。ダメだ、こいつ)断続的に痛くなります」
医:「うーん、なんだろうね。
とりあえず胃の薬を出しておきますから、それで様子を見てください。あと、血液検査もしておきましょう」
え…。今のこの激痛は?胃薬飲めば治るの?
拍子抜けしながら血を抜かれ、病院を後にする。
もらった薬を飲み、即就寝。起きていても痛みに七転八倒するだけだし。
翌朝。やはり激痛に襲われる。
ダメじゃねえかよ!
とりあえず会社を休む。病院に行こうかと思ったが、痛くて動けない。
布団でジタバタしているうちに寝てしまう。
時々起きては、薬を飲むために何か食べようかと思うが、胃を刺激するのが怖くて食べられない。そのまま寝てしまう。
翌朝。胃の調子は良くないが、昨日までよりは格段に改善。
血液検査の結果を聞くため、出勤前に病院へ立ち寄る。
「白血球が増加してるね。
何かの菌かウイルスに感染してたんだね」
あの…。「
何かの菌かウイルス」って、そんな曖昧な…。
「良くなってきたなら、このまま様子を見ましょう」
え、また胃薬だけ?何のための血液検査?
その後、なぜか体調は回復。
回復したのは喜ばしいんだけど、釈然としない。
あんな処置が正しかったというのか?いや、これは自然治癒ではないのか?
結果オーライだけど納得できない…。